第1話 黄昏のダンディウルフ

ハードボイルド日記

まだまだ肌寒い3月初旬、幼なじみのナイスガイと『モンスターハンターワールド アイスボーン』を楽しんでいた。

彼はモンスターの他に糖尿病とも戦っている。なかなかのタフガイである。

そんな彼とも一狩り終えて、電話で今日の狩りを反省する。

俺の太刀捌きをほめまくるナイスガイの言葉に気分良くしていると、別れ際に聞きなれない言葉が…

「お前って、軽くADHD入ってるよね!」

ADHD??。。。気分がハイになる麻薬の一種かと思いつつ、ネットで調べてみると「発達障害」なる文字が…まるで耳元でティガレックスに囁かれたような衝撃!

気分がハイどころか気分が灰に…

その日以来、暇があればネットでADHD(注意欠如・多動性障害)を調べる日々に…

そんな中、ASD(自閉スペクトラム症)なるものの特徴が俺に当てはまると感じる。

  • 会話するときに相手の目を見て話すことができない
  • 曖昧な指示が苦手
  • 思ったことをすぐ口にする
  • 丁寧に接しているつもりでも、失礼だとか言われてしまう
  • 一人だと飲食店など大勢の人がざわついてる場所が苦手
  • ひとつのことに固執しがち(雪かき、草むしりなんかはずっとしてしまう)
  • etc

プラシーボ効果といえばそれまでなのだが、その時の俺の思考はもはや『人と違うのか?』という疑問だけだった。

手に持った携帯電話をぼんやり眺めていると、たまたまその日は不二子の誕生日だった…

コメント

タイトルとURLをコピーしました